山寺の紅葉

山寺の紅葉

860年に延暦寺の別院として創建されて以来今日まで1100余年、不滅の法燈をともしつづけている天台宗の古刹。室町末期の戦禍にあったが1543年復元され、1689年には松尾芭蕉が訪れ、“閑さや岩にしみ入る蝉の声”と詠んだことは有名。宝珠山全山が境内となっており、山門から奥の院まではうっそうと老樹の茂るなか石段が続いている。