丸大扇屋

丸大扇屋

丸大扇屋は、江戸時代から昭和時代にかけて繁栄した商家で、当時の店蔵や蔵座敷が現存している。寛永17年(1640年)頃この地で荒物・太物商を商ったのが始まりで、のちに最上川の舟運が盛んになると反物を商うようになった。丸大扇屋は昭和30年代まで商売をしていたが、のち無住となった。ここで生まれた彫刻家長沼孝三氏が昭和63年に長井市に寄贈。屋敷奥には長沼孝三氏の彫刻を収蔵展示する彫塑館(有料)が併設されている。