米沢織

米沢織

織る前に糸を染める先染絹織物という点が米沢織の特徴で、染料は紅花など自然の植物が主流。 四季折々変化に富んだ風土の中、春はうこぎ染めや剪定されたさくらんぼの枝染め、夏は藍染め、秋は栗の実を取り出した後のいが染め、冬は特に染付がいいという紅花染めなど。繊細な色合いには独特のやわらかさがあり、優雅に仕上げられている。