丸岡城跡

丸岡城跡

丸岡地区は、庄内と山形県内陸部を結ぶ旧六十里越街道に対する要地。鎌倉時代より、当地方を支配する武藤氏の支城がおかれていました。この丸岡にある天澤寺は、加藤家終焉の地としての史実とともに、「清正公が眠る菩提寺」として、全国から多くの参拝客が訪れます。参道では、禅の思想を具現化した理想的な人間像という十六大阿羅漢が出迎え、加藤清正公の墳墓(五輪塔)や清正閣をはじめ、綴錦織の世界的巨匠 遠藤虚籟の糸塚などがあり、秋深くなる頃、境内の大いちょうの木が黄金の美しい彩りを放ちます。