富山馬頭観音は最上三十三観音第31番目の札所。 境内には、満州事変や太平洋戦争の時、遠い戦地で無くなった愛馬を弔う碑も建てられています。我が娘と同じく心を砕いて育てた馬が、戦いで倒れたとなれば、このようにして供養してやるのが、せめてもの農民の慰めでありました。 最上町は、昔は小国郷と呼ばれ、当国切っての名馬を産する馬産の地でした。ここで産する馬は、小国駒といい、山形、秋田、越後地方まで移出されていました。 当時の出羽国の名産番付にも、新庄領内の名産番付にも小国駒の名は記されています。 昔
山形県
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