戊辰の役激戦地

戊辰の役激戦地

慶応4年(明治元年)1月、徳川慶喜追討令により起こった戊辰の役は、同年8月下旬、鶴岡市小名部口や鼠ヶ関口で激しい戦闘が繰り返されました。荘内軍は、西軍(政府軍)を一歩も領内に入れませんでしたが、9月11日の昼過ぎ、関川口は西軍の奇襲を受け、ついに占拠を許しました。その後数度の奪回作戦も功を奏せず終戦を迎えた関川は、味方の戦死者が51名にものぼる戊辰の役最後の激戦の地となりました。 市指定史跡(昭和61年)