大江町左沢の町場の形成は、最上川舟運の河岸と城下町を起源としています。
また、左沢の川港は、江戸元禄以後、酒田と米沢を結ぶ最上川舟運の中継地として栄えてきました。
最上川の流れに乗って京の雅な文化が運ばれ、お雛様に代表する多くに舟運文化が華開きました。舟運全盛時代には市が立ち、人々が集い、商業の町として左沢に富と繁栄をもたらしました。
間口3間半、奥行き20~30間という典型的な細長い区画の町家の街並みが形成され、通りには往時の繁栄を偲ばせる蔵座敷が今に残されています。
この景観が平成25年3月27日に「