亀ヶ崎城跡

亀ヶ崎城跡

もと東禅寺城という。荘内地方が上杉領に定まってのちの慶長5年(1600)、最上義光が直江兼続を破った余勢をかって荘内に大軍を送り、翌6年、この城を攻めた。時の城主志田義秀は、激戦を展開した末、敗れた。2年後、城近くの浜に大亀が打ち上げられたのを瑞兆として、義光はこの城を亀ケ崎と名づけた。現在の酒田東高校が城跡で、わずかに土塁が残されている。