せせらぎの祓川を越えると左手に見えてくるのが羽黒山五重塔です。高さ29m、三間五層の杮葺(こけらぶき)・素木造り(しらきづくり)で、長い軒は飛び立つ白鳥の翼のように美しく、四季を通してそびえたつ姿は優美。雪の降り積もる塔を見に来る人もいるほどです。平安期平将門の建立とされ、慶長十三年(1608)には57万石の出羽山形藩主、最上義光が修造しました。東北地方における唯一の国宝五重塔です。
山形県
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