小松皇大神社

小松皇大神社

寛文8年(1668年)上小松村の肝煎佐藤作兵衛を筆頭とする村人により伊勢神宮遥拝所として創建され、はじめ伊勢の御師三日市太夫次郎配下の田中氏三代が奉仕し、後に米沢東町神明宮の蔵田御師によって守られた。  御師蔵田家は神職であるとともに、上杉氏譜代の家臣として取り立てられ、越後時代には春日山城留守居役、甲州への塩輸送など、上杉謙信の活躍を支える重要な役目を担った。幕末の混乱期に米沢神明宮より当地に移り今に到る。  上杉時代には、当神社に3回お参りすれば伊勢に一回参拝したことと同じだといわれ、近隣から多く