あつみかぶ

あつみかぶ

鶴岡市温海地域特産の在来作物「温海かぶ」。その起源は古く、江戸時代には徳川将軍に献上されたとも言われています。 赤紫色のこのかぶは、山の傾斜地などを利用した土壌に、火を入れて畑を作るという、数百年続く伝統の焼畑農法で栽培されています。 甘酢漬けにすると、きれいなピンク色の漬物に仕上がります。 シャキシャキした歯ごたえと独特の甘みと酸味が特徴です。 直径10cmのカブをまるごと漬け込む光景は冬の風物詩です。各家庭それぞれ秘伝の味をもっているとか。