日本の道しるべ

日本の道しるべ

 文政10年(1827)に建てられ、盛岡藩の日本海航路への窓口として賑わった野辺地湊へ夜間入港する船への目印として、旧暦3月10日から10月10日までの間、毎晩火が灯されていました。  この常夜燈を建てた施主は、野辺地の廻船問屋野村治三郎、運送にあたった世話人は関西の船主橘屋吉五郎です。現在も野辺地湊跡にあり、その当時の湊の面影を伝えています。常夜燈から見える太平洋青森の海どこもきれいで透き通っています。常夜燈の周りにはハマナスが咲いています。住所  青森県上北郡野辺地町字干草橋64−2TEL  0175