太宰治は官立弘前高等学校に在学した三年間を弘前で過ごしました。後年書いた小説「津軽」の中には、弘前での生活や街角での出来事が生き生きと描かれています。弘前で過ごした三年間は、彼にとって自由奔放な青春を謳歌した時間でもあり、また青春らしく苦悩した時間でもあったようです。「津軽」の当時と町の様子は違っていますが、太宰が愛した弘前の郷土料理や人情はその当時のままです。青春時代の太宰が駆け抜けた弘前の街並みや想い出をたどってみませんか。
青森県 弘前市
ひろさき街歩き