いごく穴 いごくあな


						いごく穴
						いごくあな

市町村:五所川原市 嘉瀬駅から北へ200m行くと、派立十字路に当たります。そのつき当たりに村人が「馬頭観音」という保食神社があります。神社の由緒、建立年月日など不詳ですが、祭神は「観世音菩薩」といわれます。神社の傍らに「いごく穴」(語源不明)があります。地元の伝説によると、地獄絵図といわれる天明の飢餓に村人は全滅近く餓死したといわれ、毎日餓死者が道路にあふれ、埋葬するいとまもなく村の各所に穴を掘って埋められ、これが「いごく穴」だと伝えられています。昭和54年8月村人の調査時、