南台寺 なんだいじ


						南台寺
						なんだいじ

市町村:五所川原市 「六つ七つになると思い出もはっきりしている。・・・・・読む本がなくなれば、たけは村の日曜学校などから子供の本をどしどし借りて来て私に読ませた。私は黙読することを覚えていたので、いくら本を読んでも疲れないのだ。」と太宰治の作品「思ひ出」にあります。津島家の菩提寺であるこの寺は、子供たちのために日曜学校を開き、本の貸し出しを行っていました。太宰は幼少の頃から本と親しみ、時が経つのも忘れるほど読書が好きであったことがうかがえます。