十和田湖のヒメマス

十和田湖のヒメマス

和井内貞行が十和田湖へヒメマスを移植し、100年が過ぎました。 100年以上の現在も、北海道から移植されたヒメマスはたくましく十和田湖に根付きました。清き水に魚は住まぬのたとえのとおり、十和田湖には、魚が生息していませんでした。 しかし、山間地への蛋白源の供給のため、さまざまな魚が移植されては失敗を重ね、 成功したのはこのヒメマスのみです。しかし、現在では、ヒメマスを始め、サクラマス、鯉、フナなどを釣ることができる湖となりました。元々生態系が存在しなかったこの湖に、新しく生態系が形成された世界的にも稀有な