太師森遺跡 たいしもりいせき


						太師森遺跡
						たいしもりいせき

市町村:平川市 平川市中心部から東方約8km、八甲田山系から津軽平野に緩やかに延びる標高約260mの舌状台地上に所在します。縄文時代後期前半の環状列石を主体とする遺跡で、環状列石・石棺墓・土器棺墓が共存する例は国内でも非常に稀です。日時計型配石を散りばめた、特殊な組石構造の環状列石は、直径約36mの外帯と内帯の二重の輪を持ち、年代は縄文時代後期前半(約4,000年前)のものと推定されます。太師森遺跡は、実際の生活の場とは切り離された「聖域」であり、周囲に分散する集落の共有の多