青森県
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青森県、下北半島の北東先端部の尻屋崎(しりやざき)。津軽海峡と太平洋の境目に位置し、天気が良ければ、北海道の渡島(おしま)半島の山々を一望できる、絶好のロケーションとなっています。それだけではなく、この地にしかいない寒立馬(かんだちめ)の存在が、独特の光景を作り出しており、雄大な景色の中に穏やかな一面を持たせた、癒しの光景が広がる場所となっています。今回は、そんな尻屋崎の魅力をお伝えします。斧のような形をした、青森県の下北半島。その北東部に突き出た部分の、先端に位置する尻屋崎(しりやざき)。ここには、東北最古の洋式灯台である、尻屋崎灯台が建てられています。イギリス人であるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計によって、明治9年に建設され、レンガ造りの建物としては、日本一の高さを誇ります。この白く美しい灯台と草原、海という組み合わせは、他ではなかなか味わうことのできない光景です灯台の前には「本州最涯地尻屋崎」という石碑が建てられており、「遠くまで来た」という実感も湧いてくることでしょう。ただし、“最涯”と謳われてはいるものの、この尻屋崎は本州最北端の地ではありません。同半島の西側先端部にある「大間崎(おおまざき