青森県
トラベルjp<たびねす>
青森県の下北半島西岸のほぼ中央部に位置する景勝地、仏ヶ浦(ほとけがうら)。「日本の秘境百選」や「日本の地質百選」の一つにも選定されており、下北半島のみならず、日本国内を代表する観光スポットの一つと言えます。まさに大自然の芸術とも言うべき神秘の光景の仏ヶ浦。そしてその醍醐味は、海上からのアクセスが最も効果的に味わう事ができます。今回は、その仏ヶ浦の概要とアクセス方法について紹介していきます。仏ヶ浦の岩山は、約2kmに渡って連なっており、各所で侵食具合が違っているため、実に様々な造形を成しております。如来の首、五百羅漢、一ツ仏、親子岩、十三仏観音岩、天竜岩、蓮華岩、地蔵堂、極楽浜といった仏の名にちなんだ名前が付けられており、その総称が仏ヶ浦と呼ばれているのです。小規模なものから大規模なものまで、実に多彩な形を成しており、見るものを圧倒します。色々名づけられている岩の数々ですが、中でもこの「如来の首」と呼ばれる岩は、ちょうど仏様の横顔のように見え、最もその名称に頷ける造形をしている、仏ヶ浦を代表する岩の一つです。中には地蔵堂というお堂もあります。その昔、仏ヶ浦に流れ着いたというお地蔵様を祀っています。冬の荒波の影響