「幻の温泉郷」といわれた福島の名湯!会津・芦ノ牧温泉めぐり

「幻の温泉郷」といわれた福島の名湯!会津・芦ノ牧温泉めぐり

福島県南会津の「芦ノ牧温泉」は、深い渓谷の断崖絶壁に温泉旅館が点在するという温泉郷。ここはかつて千数百年も昔、旅の老僧によって発見されたという伝説があり、地理的に袋小路の奥に位置していたことから「幻の温泉郷」と言われたミステリアスな歴史があります。また湯治場らしく、温泉も素晴らしい!「芦ノ牧温泉」でとことん非日常感を味わいながら、静かに…そしてゆっくり、絶景と温泉のコラボを満喫してみましょう!「芦ノ牧温泉」は「東山温泉」と肩を並べる会津の人気温泉地。しかし、かつては行き着くのが困難だったことから「幻の温泉郷」として伝えられてきました。昭和20年台頃までは地元の人に「痔」によく効くと知られたものの、わずか2〜3軒の宿しかない小さな湯治場。当時「芦ノ牧温泉」へは渡し船で往来し、対岸にきたお客さんは「おーい!」と番頭さんを呼んで舟を出してもらう。こんな日が続いていたそうです。その後、本格的な温泉開発が始まり、昭和43年には大橋が開通。さらに、会津鉄道や吾妻スカイラインの開通などにより、関東地方や東北地方から気軽に行けるようになりました。「芦ノ牧温泉」の魅力は、自然の深さを肌で感じられること。奥会津の大自然に囲まれた