災害に"あわ"ないように!福島・柳津で粟(あわ)饅頭と赤べこを知る

災害に

福島県の河沼(かわぬま)郡にある柳津(やないづ)の町は、自然豊かで静かな場所です。北にはラーメンで有名な喜多方市。東には鶴ヶ島城を持つ会津若松市と、魅力あふれる観光地に囲まれますが、柳津の町もなかなかのモノ。温泉をはじめ、日本有数の名刹から、黄色く光る銘菓、今では誰もが知る縁起の良い赤べこなど、柳津の町を散策すれば多くの発見がありそうです。柳津の町を語るには、只見川は欠かせません。只見川を中心に栄え、賑わってきました。同町には柳津温泉と西山温泉があり、温泉目当ての旅行者も多いです。西山温泉は地熱に恵まれ湯量も豊富。地熱発電所が築かれる一方で、柳津温泉への給湯も行っていました。昭和後期に柳津の独自源泉が掘削され、今では西山温泉、柳津温泉とそれぞれ独立した泉源を用いています。柳津の町には赤い橋が架かり、川の対岸を結んでいます。宿も点在しており、日帰りでの入浴も可能です。柳津へ車でアクセスする場合は、磐越自動車道「会津坂下(ばんげ)」インターから国道経由。公共交通機関の場合は、JR只見線「会津柳津」駅から徒歩約10分です。柳津の町は、古くから門前町としても栄えてきました。町の内外から参拝者が訪れるのが、「福満虚空蔵