“三方よし”のふるさと納税からイーハトーブ(理想郷)を花巻に創る

“三方よし”のふるさと納税からイーハトーブ(理想郷)を花巻に創る

オカダタクヤ 2016年11月29日 岩手県 岩手県のほぼ中央に位置する“宮沢賢治生誕の地”、花巻市。花巻温泉郷や百名山の早池峰山などで有名な花巻市が、今注目されている“ふるさと納税”きっかけにイーハトーブ(理想郷)を目指しているのだそう。担当の花巻市総合政策部秘書政策課定住推進係の吉田真彦さんにお話を伺いました。—寄付件数・金額共に大きく伸びたとお聞きしたのですが、本当でしょうか?はい。平成26年度は寄付件数が282件、金額が約682万円でしたが、平成27年度は寄付件数が15,994件、金額が約2億489万円と大幅に伸ばすことができました。地元の事業者や観光協会、花巻農業協同組合などの協力をいただき、花巻の良さが詰まった記念品の種類を20品目から160品目くらいまで増やしたことが一番の理由ですね。ふるさと納税の記念品として開発した商品ですと、花巻は岩手県内で唯一空港がある地域なのでその特長を活かし日本航空グループと一緒に作ったパッケージ旅行があります。往復航空券と花巻温泉郷の宿泊券、レンタカーをセットで提供することで宮沢賢治が追い求めた理想郷イーハトーブの世界