メディアにも出ない秘湯!福島県・湯岐温泉「山形屋旅館」でプチ湯治の旅を

メディアにも出ない秘湯!福島県・湯岐温泉「山形屋旅館」でプチ湯治の旅を

茨城県との県境にほど近い、福島県塙町。山々に抱かれた町の、さらにその奥地に、『湯岐(ゆじまた)温泉』はあります。開湯からおよそ500年という古湯ですが、古文献にも多くは語られていないといいます。源泉は、ポコポコと岩の隙間から涌出で、その自噴源泉がそのまま湯舟になっている、全国でも珍しい温泉です。今回は、知る人ぞ知る湯治の秘湯・湯岐温泉『山形屋旅館』を紹介します!ゆじ(ぢ)また、と実に読みにくい湯岐温泉へのアクセスは、やけにモダンな駅舎のJR東日本水郡線「磐城塙(いわきはなわ)駅」からバスで約30分。バスといっても、休日の運行は無く平日のみ、4本程度しか運行しておらず、車以外で行くには事前に旅館に送迎の予約が必須です。湯岐温泉が近づくにつれ、もともと深かった山々の峰はさらに深まり、同時にスマホも一つ、また一つと電波の針が減っていきます。道路は、狭い区間はそこまで長くはありません。最寄りの「湯岐」停留所は、ぽつねんと佇む屋根付き長椅子付きのバス停。日本映画のワンシーンにでも出て来そうな、まさに「田舎のバス停」風情たっぷりです!バス停のすぐ脇から、すれ違い困難な坂道を車なら1分。歩きなら5分。山形屋旅館は、隣接する