福島県
トラベルjp<たびねす>
日本百名城の一つである福島県の二本松城。霞ヶ城の愛称で親しまれ、城内一帯が公園として整備されています。その霞ヶ城公園で毎年10月1日から11月23日までの開催される「日本松の菊人形」は日本最大級の菊の祭典。紅葉の時期と重なるため、色とりどりの菊で飾られた人形と丹精込めて育てられた素晴らしい菊が、紅葉を背景に一段とその美しさを増します。紅葉とのコラボがとても美しい「二本松の菊人形」をご紹介します。JR二本松駅から車で約5分、白幡が峰と呼ばれる山に築かれた名城二本松城。現在は石垣と再建された箕輪門(みのわもん)と附櫓(つけやぐら)が残るのみですが、戊辰戦争における二本松少年隊の悲しい歴史とともに、春には日本のさくら名所百選に選定された桜、夏には山頂に残る天守や本丸の石垣から眺める名峰安達太良山(あだたらやま)などの素晴らしい景色、そして秋には紅葉と菊人形に多くの観光客が訪れます。白く美しい箕輪門の前に並ぶ銅像は二本松少年隊群像。二本松には戊辰戦争で悪化する一方の戦況に、やむなく会津の白虎隊より更に若い12歳から17歳の少年たちを戦地へ送り出し、その多くが戦場に散るという悲しい歴史があります。その少年たちを後に少年