横丁はしご酒で浸る昭和のレトロ!青森・八戸の個性派酒場におんでやんせ

横丁はしご酒で浸る昭和のレトロ!青森・八戸の個性派酒場におんでやんせ

東北有数の漁獲量を誇る青森県の港町・八戸。港に出入りする船員や漁師で古くからにぎわってきた町だけに、呑ん兵衛たちを受け入れる独特の横丁文化が根付いている。今では昭和を感じさせるレトロ横丁として観光客にも人気が高く、一見さんでも津軽弁で優しく迎えてくれる個性派居酒屋の宝庫としても知られている。風情ある横丁を彷徨い歩き、地元の人と肩寄せ合って杯を傾け、北の旅情にどっぷり浸ろう。八戸の横丁は、終戦後に現在の六日町と鷹匠小路が交わるあたりに開かれた雑貨飲食店街が始まり。その後、周辺に店が広がっていき、現在のように8つの横丁が形成されたといわれている。JR東日本「大人の休日倶楽部」のポスターで吉永小百合が微笑む「たぬき小路」を最古参に、昭和30年代に生まれた「ロー丁れんさ街」、新幹線の八戸駅開業時にできた「みろく横丁」など、新旧相まみえてさまざまな横丁が縦横に点在している。カウンターだけという小さな店が多いので、初めてでは不安に思うかもしれないが、ちょっとだけ勇気を出してノレンをくぐってみよう。店のスタッフはもちろん、常連客も満面の笑顔で「ようおいでんした!」と迎えてくれること請け合いだ。外から多くの人を迎え入れてきた