雄国沼(福島県北塩原村)で湿原を黄色に彩るニッコウキスゲ

雄国沼(福島県北塩原村)で湿原を黄色に彩るニッコウキスゲ

福島県北塩原村にある雄国沼は、磐梯山の東側、猫魔ケ岳の噴火によってできたカルデラ湖です。その周囲の雄国沼湿原は<天然記念物雄国沼湿原植物群落>として国の特別天然記念物に指定されています。6月中旬から7月上旬にかけて、ニッコウキスゲが一面に咲き、黄色いじゅうたんのように覆い尽くします。他にも、5月に水芭蕉や、6月にレンゲツツジなど季節の花が色とりどりに咲く花の楽園です。ニッコウキスゲの見ごろの時期には、渋滞・環境対策のためマイカー規制が行われ、シャトルバスが運行されます。その場合は、喜多方市側の雄国萩平駐車場から、所要約25分のバスで金沢峠へ向かい、そこから徒歩約10分で木道のある雄国沼湿原です。他のアプローチは、徒歩で向かう3ルート。磐梯山ゴールドラインの八方台登山口から猫魔ヶ岳を経由する「猫魔ケ岳やまびこ探勝路」<片道約3時間>、桧原湖湖近くの雄子沢(おしざわ)登山口からの「雄国せせらぎ探勝路」<片道約1時間半>、ラビスパ裏磐梯近くの北塩原口からの「雄国パノラマ探勝路」<片道約3時間>。どちらも、雄国沼休憩舎を経由し、そこから約30分平坦ルートを歩き、湿原に到着します。湿原内は、木道が整備されていて、一周8