本州最北端の私鉄!ホームは桜のトンネルの中〜津軽鉄道「芦野公園駅」

本州最北端の私鉄!ホームは桜のトンネルの中〜津軽鉄道「芦野公園駅」

「ストーブ列車」の運転で知られる青森県の私鉄・津軽鉄道。本州の最北端を走るこの私鉄は沿線に田園風景が広がり、どの駅でものどかな雰囲気を味わえます。その中でも特に魅力あるのが芦野公園駅。この駅のホームは、桜並木の中にあり、木造の旧駅舎は、喫茶店として利用されています。津軽鉄道は、青森県の津軽五所川原駅と津軽中里駅を結ぶ、全長20.7kmの私鉄です。毎年12月から3月までの間は、客車の中に暖房用のダルマストーブを設置した「ストーブ列車」が運転されていることでも知られています。この鉄道のほぼ中間にあるのが芦野公園駅。県内屈指の桜の名所として知られる県立芦野公園に隣接して設けられたこの駅は、ホームの周囲まで桜並木が続き、春になると、見事な桜のトンネルができあがります。現在の芦野公園駅の駅舎は、昭和50年代の初めに建てられたコンクリート製のものが使用されていますが、その隣には、この鉄道が開業した昭和5年から使用が開始された木造の旧駅舎も残されており、現在は喫茶「駅舎」として使用されています。この建物は国の登録有形文化財に指定され、手入れも行き届き、今も昔と変わらない美しい姿で、利用客を迎えています。「駅舎」の店内は、画