茅葺屋根の古民家が立ち並ぶ「大内宿」ってどんなとこ?

茅葺屋根の古民家が立ち並ぶ「大内宿」ってどんなとこ?

大内宿

大内宿」とは、福島県会津にある「茅葺き屋根の古民家が街道沿いに並び立つ景観」を残している有名な観光スポットです。福島県内に住んでいる人はもちろんの事、近県などからも大勢の観光客が足を運ぶ場所です。

福島県をイメージする時、今では震災被害が大きかった地域という印象も強くなってしまいましたが、元々は「果物」や「ラーメン」をイメージする人が非常に大勢いました。「食」に関するイメージが強い福島県ですが、ここ大内宿でもそれに恥じない有名な食べ物があります。

高遠そば

「高遠そば」と呼ばれるそばは、「箸の代わりにネギを丸ごと一本使って食べる」ことで有名になったのですが、通常は小口切りなどにされたねぎを薬味としてちょっと乗せる程度の食べ方ですが、高遠そばは丸ごとねぎをかじりながら食べ進めていきます。

ネギや辛さが苦手な人にとっては多少食べづらい印象もあるかもしれませんが、高遠そばは「辛さ」がウリのそばになるので欠かすことのできない食材です。また、辛み大根で作った出汁を使って食べるのが本来の食べ方ですが、最近では醤油ベースの通常のそばダレに近い食べ方も広まっています。


街道沿いに並ぶ住居群は重要伝統的建造物群保存地区になっているため、一度は見ておきたい景観と言えるでしょう。歴史的な建造物を見ながら、これまた昔から伝統的に食べ続けられてきた高遠そばを食すといった楽しみを満喫してほしいところです。また、喜多方地方までのアクセスも良好なので、「食べ歩き」の一環として訪れても良いかもしれません。