大発見?珍風景?青森東北町に「日本中央の碑」の謎

大発見?珍風景?青森東北町に「日本中央の碑」の謎

日本の真ん中。みなさんはどこだと思いますか?緯度や経度、面積に人口の重心地点など、様々な切り口からの「真ん中」候補が日本にはあります。青森県東北町は本州でも相当北部に位置する町ですが、なぜか「日本中央の碑」という石碑が!環境省から「日本の重要湿地」に指定されている小川原湖の自然散策が楽しい、この東北町。とても日本の中央とは思えない場所にあります。なぜここが日本の中央なのか、その謎に迫ります。「どこか遠くの謎めいた何か」そんな意味合いで平安時代の昔から、歌枕として数多くの偉人・歌人に詠まれた「壷の石文(つぼのいしぶみ)」。その所在は明治天皇も気にかけ、石文にまつわる伝説の残る千曳神社の境内を掘り起し、捜索させたほどでした。千曳神社には魔除として崇めていた巨大な石碑を1000人で引っ張ったという伝説があり、それが、「つぼのいしぶみ」=「日本中央の碑」ではなかったかと言われていたのですが、残念ながら明治天皇はその石碑を見つけることはできませんでした。謎めいた何か…「日本中央」と彫られた石碑は、昭和の時代に入って偶然発見され、青森県東北町の国道4号線沿いにある「日本中央の碑歴史公園」に保存・展示されています。「日本中