伝承店で味わおう!「津軽料理遺産」認定の郷土料理4選

伝承店で味わおう!「津軽料理遺産」認定の郷土料理4選

本州最北端・青森県。冬は極寒の地となりますが、寒い地方ならではの心も体も温まる郷土料理が数多くあります。青森県・津軽地方では、古くから伝わる家庭料理の中でも気候や風土に適した食材や調理方法を伝承すべく「津軽料理遺産」として認定・登録しています。今回は料理遺産の中から特におすすめな4品をご紹介致します。ぜひ「伝承店」として認定されたお店で味わってみましょう。津軽弁で「いか」を「いが」と呼びます。「いがめんち」とはすなわちイカのメンチ(細かく刻んだ=ミンチ)を使った料理です。イカはゲソのみのお店、ゲソ以外の身も入ったお店がありますが、イカは粗みじんのお店が多くなめらかすぎず、適度な食感も楽しめます。イカイカ以外にも玉ねぎ、人参などが主な具材です。お店によっては、調理の手法を「揚げ」と「焼き」から選択できるのも魅力。味はしっかりめに付いているのでそのまま食べられます。お好みでレモンを絞るのもオツです。おかずにもお酒のあてにもピッタリです。青森県、とりわけ下北・津軽地方の郷土料理「貝焼き味噌」。名の通り、大きなホタテの貝殻を鍋に見立てて、具材を味噌などで焼いています。ホタテ、ネギ中心の具が味噌にからまり、といた卵と相