全国でここだけ!地ビールが飲めるお寺が本州最北端・大間町にあった!

全国でここだけ!地ビールが飲めるお寺が本州最北端・大間町にあった!

本州最北端の町、青森県大間町には地ビールがあります。つまり「本州最北端の地ビール」というわけですが、ここの地ビールは本州最北端ということだけではなく、もう一つの大きな特徴で地ビール好きには知られています。この地ビール、何と全国唯一、お寺が醸造しているのです。今回はこの、境内で地ビールならぬ「寺ビール」を醸造している稀有な寺院、梅香山崇徳寺(ばいこうざんそうとくじ)について紹介します。青森県と言えば、本州最北端の県ですが、その青森県でも最北端の地点があるのが「まさかり」のような形をした下北半島です。下北半島は、イタコの口寄せで知られる霊場・恐山(おそれざん)や「北限のニホンザル」、「寒立馬(かんだちめ)」、そして写真の菜の花畑などで有名です。このうち、半島の最北端、すなわち本州最北端の場所である大間崎(おおまさき)のある大間町は、よく初セリでビックリするような値がつく「大間のマグロ」で有名です。梅香山崇徳寺があるのは、本州最北端の大間崎から佐井村方面に国道338号線を7kmほど南下した奥戸という集落です。醸造を手掛けるのは何と、崇徳寺の住職である佐々木真萠さんです。崇徳寺は江戸時代の寛永年間から続く浄土宗の古刹