天守閣だけが城じゃない!福島県「二本松城」で学ぶ城の魅力とは?

天守閣だけが城じゃない!福島県「二本松城」で学ぶ城の魅力とは?

福島県二本松市は、日本最大級の「二本松の菊の祭典」や、福島県重要無形民俗文化財指定二本松神社例大祭「二本松の提灯祭り」など、お祭りの地として知られています。また福島県を代表する城下町のひとつに数えられ、二本松城は、会津若松城や白河小峰城と共に「日本100名城」に選定されています。600年以上に亘り、この地を見守ってきた城はさまざまな表情をもっていました。歴史好き必見!二本松城の見所をご紹介します。二本松城は、市街地の北に位置した標高345メートルの「白旗ヶ峯(しらはたがみね)」に築かれた城です。現在は「霞ヶ城公園」として整備され、多くの観光客が訪れる場所となりました。平成18年に公益財団法人日本城郭協会が認定した「日本100名城」に選定され、平成19年には国の史跡にも指定される程の歴史的価値の高い城です。また、2015年に旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」にて発表された日本の城ランキングでは、東北地方最高の13位に選ばれた大注目の城です!二本松城は、山頂に築かれている「城郭の部分」と山麓にある「居館」から構成されており、さまざまな時代の遺構が混在しています。築城されたのは、応永21(1414)年に畠山満