藤島獅子舞

藤島獅子舞

藤島獅子舞は、集落の佐々木家が屋敷内に祀っていた金毘羅権現の 信仰に付随して、八戸市新井田方面から伝えられたとされる。この 佐々木家は近江源氏、佐々木四郎高綱の末流ともいわれ、1686(貞享 3)年に藤島に定着した後は代々弥兵衛を名乗り、村の要職を歴任し た。 獅子舞は、明治初頭に金毘羅権現が廃社になったことから一時中断 したが、1884(明治 17)年ころに隣村の伝法寺神楽の指導により復 活した。1969(昭和 44)年 3 月 4 日、藤島獅子舞保存会が設立され た。この芸能の演目として、「権現舞」の