仲町伝統的建造物群保存地区

仲町伝統的建造物群保存地区

藩政時代の弘前城下は、上町・仲町・下町の3区域に分けられていた。城の東南部を指す上町は上級武士の町。下町は城の西部一帯、岩木川までを指し、比較的下級の武士たちが住んでいた。若党町を中心とする仲町は御家中屋敷と呼ばれ、住居構えに武家屋敷としての街並が色濃く残されているため、昭和53年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。県重宝の旧伊東家と旧梅田家、県重宝の旧岩田家、そして市有形文化財の旧笹森家が一般に無料公開されている。