旧島守発電所は、1914年(大正3年)8月「八戸水力電気(株)」が八戸地域では是川発電所についで、二番目の発電所として建設され、平成11年8月まで85年間稼動を続けていました。この発電所の建設を受け、誘致したカーバイト工場が八戸地方の臨海工業地帯誕生の端緒とされています。
現存する水力発電所としては、青森県では最古、東北地方でも二番目に古い歴史を誇り、発電機は大正時代のドイツ製、出力250kwで70~80世帯分の発電を行っていた。上流の世増ダムの整備により、取水が不可能となり、廃止が決定され、東北電力(