津軽海峡に面した旅情あふれる温泉地。井上靖の小説「海峡」で紹介されてから一躍有名になったが、歴史は古く、室町時代から刀傷や槍傷に効く温泉として旧南部藩や北海道、秋田からも湯治に訪れていたという。イカ漁が盛りの季節には海に漁火が並び、旅館の湯舟に浸りながらでも見ることができる。陸揚げされたイカは翌日の朝食に刺身にして出される。新鮮な魚介類はもちろん山菜、キノコなど山の幸にも恵まれて、思い出作りには事欠かない温泉。
青森県
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