八戸地方では海から吹く冷たい季節風「やませ」の影響で米が獲れなかったため、凶作に強いそばや麦の栽培が盛んだった。そばや麦の粉を練り上げて、各家の囲炉裏であぶって食べたのが「南部せんべい」の始まりと言われており、八戸は南部せんべい発祥の地と言われています。
●てんぽせんべい…半焼きのやわらかいせんべい。
●こびりっこ…農作業の休憩時に食べるおやつ(小昼)で、ご飯類をせんべいではさんだもの。
●みみ…丸く焼き上げる過程ではみ出した部分を切り落としたもの。
など、食べ方や種類もさまざまです。定番のゴマせんべ