恐山

恐山

比叡山、高野山とともに日本三大霊場に数えられる恐山は貞観4年(862年)に慈覚大師によって開山され、天台宗の修験道場として栄えた。風車がカラカラと回り、荒々しい岩場の合間から硫黄の臭いが立ちこめる様子は、地獄や浄土に見立てられている。田名部海辺三十三観音の最終札所として、シーズンを通して参拝者が訪れる。夏の恐山大祭は多くの参詣者でにぎわう。