大川原の火流し

大川原の火流し

南北朝時代に、戦に敗れた南朝側の子孫が、家臣の慰霊と故国を偲ぶため、約600年前に始めた精霊流しが起源とされており、すげ笠に野良着姿の若者がアシガヤで作った船の帆に火を放ち、渓流に揉まれ、ズブ濡れになりながら船を曳きます。その燃え方から翌年の豊凶を占い、無病息災を祈るとされています。