荒馬

荒馬

昔、津軽では田植が終わると村中で休むサナブリという習わしがあり、その時の行事である虫送りの行列に加わっていたのが荒馬である。今別の村人がその荒馬の勇壮さに惹かれ、今別の豊年祈願行事として行い始めた。毎年8月4日からの三日間、男たちが扮する荒馬が、花笠の娘に手綱を引かれて、町中を駆け廻る。