明治の文人、大町桂月がこよなく愛し、晩年を過ごした山あいの温泉。まわりは十和田樹海と呼ばれる樹齢数百年のブナ原生林に囲まれ、また、温泉の建物にもトチノキやブナがふんだんに使われて周囲に溶け込んでいる。浴場は源泉の真上に造られ、浴槽の底板の間から直接お湯が湧き出てくるようになっているが、熱くはない。周辺には森林浴をしながら野鳥観察をしたり、蔦沼をはじめとした大小6つの沼めぐりのできる散策路も整備されている。
青森県
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