「廻国奉納経帳」は、大空という巡礼修行者が、1820~182 9(文政3年~12)年にかけて全国各地の寺社から受けた、236 枚の納経証明の札を綴ったものである。大空は、恐山(現むつ市)に て巡礼の満願を迎えた後、板ノ沢集落に至り、1830(文政13) 年に「日本廻国納経供養塔」を建てて、その中に「廻国奉納帳」を納 めた。当時の巡礼の様子を探る上で貴重な資料である。
青森県
トラベルjp<たびねす>