建物は寄棟造り茅葺の直屋で平面はひろま型に取られ、下手に馬屋があり、馬をつなぐため掘立柱が1間ごとに立っています。
建築年代は18世紀後半(江戸時代後期:当時のこの地域の農家の典型的な住宅)と推定され、十和田湖から流れ出る奥入瀬川右岸の狭い大地上の昔からの場所に保存されています。
梁などの主要構造部はチョウナ仕上げで、また土台を用いず礎石に直接柱を立てるなど、古い要素を各所にとどめた独特の建築様式で保存されていたので、昭和48年2月23日、国の重要文化財に指定されました。
その後、保存、公開に資するた