垂柳獅子舞

垂柳獅子舞

元和時代、田舎館組代官の所在地である垂柳において始められ、当時は殿様の歓送迎に催していたという。オガ獅子、牡獅子(大)、牡獅子(中)、牝獅子の4頭で構成され、一種独特な七五三の獅子の頭振りである。明治初年には北海道松前城下まで行って披露した優秀組であった。演目は、座の舞、橋の舞、山の舞、宮ぼめ家方ぼめ、大獅子家入の段、墓ぼめの段、角もぎの段などがあり、旧暦1月1日午前7時~8時、垂柳地区の集会所や神社で行われる。