今から百余年前、三戸の棟梁立花善一郎の手によって建てられた。木造二層の楼門であり、屋根は茅葺、入母屋造りで箱棟をあげている。 上層軒の一重扇垂木、廻縁を支える四隅の持送りの波頭文様彫刻等、簡素な中に古風、重厚な感を与え、十八世昆山和尚の山号額又よく調和し、すっきりとまとまった山門である。 安政三年、盛岡四十世利剛公御巡見の際、この楼上より、七戸御給人の武技をご覧になっている。 瑞龍寺は、450年前に野々上に建てられたと言われ、360年前に現在地に移された。
青森県
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