関の古碑群

関の古碑群

北朝の年号が見られる。関集落周辺の五輪塔や石碑を集めたもので計42基あります。この地は"阿曽米関(折曽の関)"と呼ばれる中世の関所があったと推定される地域で、安東氏の一族である安東又太郎季長が領主となっていました。石碑には暦応3年(1340)から応永8年(1401)までの年号や「安倍是河」、「安倍季口」といった人物名などが記されています。石碑は61~160cmの自然石で"阿号"が見られることから時宗の信徒が建立したもので追善供養碑や逆修石塔などが見られます。関の古碑群は歴史的資料価値が高く昭和30年に青森