南部地方ではイベントがあると必ずと言ってもいいくらい「じゅねもち」(串にさしてあるもち)って見かけるんですが、みなさんそもそも『じゅね』ってご存知ですか?「じゅね」とは「エゴマ」の事。シソ科の一年草で南アジア、東アジアに広く分布し、エジプトでも古くから栽培されていたと言います。アップにした写真で実が入っているのが見えますか?乾燥した実は南部地方ではエゴマの実を煎って味噌と和えて「じゅねみそ」として利用されている事が多いです。そば粉や小麦粉で作った「串もち」にたっぷりと塗って焼いたのがじゅねもちになります。