奈良・平安時代~貴族たちが憧れた南部馬大和朝廷が東国(今の東~北日本)を支配するようになると、そこに貢ぎ物を納めなければならなくなります。当時の西日本には、南方系の小さな馬しかいなかったので、立派な馬格をした東国の馬は大いに喜ばれました。南部馬の特徴は・・・・馬格が大きい・姿・形が美しい・気性が良いといったことにあります。そのため、平城京(奈良時代)や平安京(平安時代)の貴族たちにとっては「あこがれの馬」で、その美しさや従順さが多くの和歌に詠まれました。「綱たえてはなれ果てにしみちのくの尾駮の駒をきのう見