2011年4月2日(土)に全国公開が予定されている同名の映画の、原作である。
刊行は2009年3月で、僕がまだ東京に勤務していたころ、都内の大型書店でこの本を見かけたことはあったのだが、実際に買って、読んでみるまでに2年近く間を開けてしまった。こんな素敵な小説、もっと早く読んでおけばよかったと、読了後に悔んだものの、良書に出会うことはいつであっても遅い、ということはないのだ。
映画公開に便乗しているみたいでちょっとシャクだけど、ぜひともこの素晴らしい小説をたくさんの人に読んで欲しくて、この「青森の魅力」