小川原湖伝説

小川原湖伝説

三沢市、上北町で見かけることができる玉代・勝世像には伝説があります。今から1300年ほど昔、都には橘中納言道忠公という貴人がいた。道忠公には、玉代姫、勝世姫という二人の美しい姫がおり、日々幸福に暮らしていた。ある日、屋敷を賊に襲われ重臣を失った道忠公は、世の無情であると感じ遁世されたのである。道忠公の妻は嘆き悲しみのあまり病の床につき、それを按じた二人は父のゆくえを探す旅に出ました。新堂織部・駒沢左京之進を供に従え、諸国を巡り探し歩いたがゆくえは知れず、尾張の国、熱田大社に37日間籠り願をかけた。 満願の